三十路女の酒と肴、時々男

34歳、独身、東京都民、一人暮らしの会社員(♀)。なんでもない日々の記録。


33歳のクリスマス②

2017年12月24日(日)クリスマスイブ

11時頃起床。
ブランチに昨日の手まり寿司の残り、そして、デザートに、昨日の残りのケーキを食べた。


昨日は一応予定を立てて一日動いたけれど、今日のクリスマスイブに関しては、私達はノープランだったので、
「DVDでも観ようか」
とプレーヤーにディスクを挿入した。


銀行員が横領に手を染めていくストーリー。
聖なる日に相応しいとは思いにくい内容だったが、それもまた乙と言えば乙だろうか。


鑑賞後も日没時間まで余裕があった。
折角だから出掛けようか、とスマホをいじる。
どうも私達は当日になってからバタバタとするのとが多い。
Google曰く、日比谷公園でクリスマスっぽいイベントをやっているとのこと。
散歩がてらに出かけることにした。



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特段、そこで何かをしたわけでもなく、公園をぐるり回ってその後御茶をして帰ってきただけなので、本当に「散歩」みたいなものだった。


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イブだからこそ、際立って感じたことは、 私達の会話内容がいつも、結構な割合で、S氏の会社の愚痴が占めているということだった。
S氏が今勤めるその会社を、私は4年以上前に退職し、ほぼ縁を切った状態。
その辞めた会社に対する恨みつらみといった黒い感情は記憶と共に薄れていき、いずれは美化していくはずだったのに、今もこうして、S氏を介して関わりを持ち、その会社の現状を知るに至ることに、正直なところかなりの不毛感を私は前から抱いていた。
日々愚痴っていても状況は変わらないのだから、もっと建設的に、計画的に思案して、つまりはもっといい職場に転職すればいいし、してほしいと、そこから脱出した人間だからこそ余計にS氏に心の奥では求めてしまっている。
あの会社に対する諦めと、自分への自信の無さとの間をさ迷いながら、S氏は数年間過ごしているのだろうけれど。

クリスマスイブですら、ゴールのない愚痴を聞く羽目になると、優しくない、意地悪な思考に陥る自分がいたのだった。


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「ピザでも取ろうか」
とS氏。
日比谷から電車に乗る前に、家の近所のピザーラにS氏が予約の電話を入れた。デリバリーではなく、割引目的で店頭受取希望の旨を伝えた。

指定した時間に店に着くと、先客が数組いて、受付や厨房共にバタバタと、殺気立っていた。
ピザ屋が1年で一番忙しい一日はきっと今日なので当然だろうと、その空気を受け入れることにした。

が、問題はそこではなかった。
私達が予約したピザがきちんと受注されていなかったのか、受付と厨房との意思疎通がうまくいっていなかったのか、準備されていなかったことである。

「電話で頼んだでしょうが!!」

と怒るようなキャラクターでは2人ともないので、大人しく暫く店内で待つことにした。

同じく店内で待機中の客の1人にS氏と同じ苗字の人がいて、「S様~」と店員に呼ばれる度、どっちのS様をお呼びだろうかと、手を上げるのをお互いが躊躇することが数回。

その後、無事Mサイズのピザ2枚と、「お待たせしてしまったお詫び」の飲み物を4つ受け取り、外に出ると、日はすっかり沈んでおり、宵闇に2人の姿が溶け込むような錯覚を覚えた。
溶け込んでいるのならばと、家までの道すがら、ほんの数秒だけ、スキップを試みた。

スタン、スタン、スタン。

「上手だね」
とS氏に、数年ぶりのスキップを褒められたのだった。

メリークリスマス。


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