三十路女の酒と肴、時々男

34歳、独身、東京都民、一人暮らしの会社員(♀)。なんでもない日々の記録。


『痴人の愛』のネタバレに遭う

2017年10月31日(火)

「神奈川座間市のアパートから9遺体」
午前中に届いたLINEニュース速報に震撼する。
猟奇的・・・怖い。怖過ぎる。
例えば、隣人だったり、電車の同じ車両に乗り合わせた人が殺人者なんてことが、ただ知らないだけで、私にも日常的にあるんだよなあ、きっと。


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姉の薦めで、数日前より谷崎潤一郎の『痴人の愛』を読んでいる。

痴人の愛 (新潮文庫)

痴人の愛 (新潮文庫)


50年以上前の作品であるけれど、ひとつひとつの表現が詩的で美しく(なるほど、これが耽美派と言うやつか)、面白い。
が、突然、私は予期せぬ事故に遭ってしまったのである。
ネタバレ、という事故に。
しかも、人やネットからではなく、その新潮文庫本体にネタバレの罠があったのだ。

明治や大正、昭和初期くらいに書かれた文庫本は、物語完結後の最後の数ページを「注釈」に充てていることが珍しくない。
物語で出てきた、今では早々使わない表現や語句の意味、その時代を表す事件や災害等の解説、長さ、お金の現代の場合の換算(「○尺○寸はだいたい1m○cm」とか「5円は今でいうと3万円くらい」)等々、補足説明の役割を担っている。


今日『痴人の愛』のあるページに辿りついた際、、新しい登場人物「浜田さん」の名前の右横に注釈マークがふられていた。

(はて?何故名前に注釈?珍しい苗字でもないけれど)

と訝しく思いながら、私は後ろの注釈ページへ飛んだ。





ん  



16














(ry」


この浜田さんの初登場は16章よりも全然前である。
「よると~」の後がここに記すのは自粛するけれど、その浜田さんの告白は物語の核、ターニングポイントのひとつと言ってもいいものだった。
そのネタバレに遭わなければ、私はもっと想像力を膨らませ、より主人公の気持ちに寄り添うことが出来ただろう。
何度も重版されているのに何故なの・・・新潮文庫。謎。

これから『痴人の愛』を読む方、「浜田さん」の注釈解説ページは、物語読了後に目を通すことを心からおすすめ致します。




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夕飯はカレーうどん



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