三十路女の酒と肴、時々男

35歳、独身、東京都民、一人暮らしの会社員(♀)。なんでもない日々の記録。


黒い衝撃と結婚願望

2018年8月22日(水)

※虫がお嫌いな方には、この記事はお勧めしません。


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いえい、明日から4連休。


そんな思いが私を浮き足立たせた部分が大いにある家路だった。


迷った末、昨日選ばなかったトマトのゴロゴロチキンカレーの大盛りを松屋で食した後、さあ、パピコを食べてちょっと一息付いたら、体育館で一汗流そう、明日は休みだ、多少いつも以上に負荷をかけても大丈夫だ、とやる気に満ち満ちながら、玄関の鍵を開けた。

靴を脱いで、ダイニングリビングのドアを開き、電気を付けた。

ガサガサガサ!!!

反射的に、音のした方、体の右側のキッチンの流しの端っこに、黒い影がびゅっと走り抜けたのである。


G!!!!!



その昔、姉と二人暮らしのアパートに出現したことはあるけれど、私が不在中の出来事だったため、姉が退治し、帰宅後、私がその死骸を処分したことはあった。
以前の職場に出現したこともあった。
けれど、自宅で生きたやつと遭遇したのは初回だった。



恐怖でしかない。



ゴキジェットという武器を手にし、キッチンの物陰に隠れたGにふりかかるように、それを四方八方に噴射させた。
片付けていない洗った後の食器などまた洗えばいい。
明日から4連休。部屋にいる時間はいつもよりも長いという、1分前まで嬉しかったその事実が、重たく私にのしかかっていた。
ヤツを見失い、震えて眠ることは避けたい。


ありがたいことに、噴射はヤツにダメージを与えたらしく、初登場時のスピードは失せ、比較的緩慢な動きになった。
とは言っても、私に恐怖の与えるには十分な速さで、私の部屋の白い壁をのそのそと這い回りだした。


恐怖でしかない。
白い壁をヤツが這えば這うほど、見えない黒い毒に汚染されていくように感じられ、背筋がぞわぞわした。

ヤツをじっと観察などしたくないが、かと言って、見失うわけにはいかず、 ヤツを目で追うことに尽力する。


ぼとっ。

床にやつが落ちた。


ひいぃぇあぁっぇぁぁあああああ。


恐怖でしかない。


床に落ちても尚、蝉ファイナル同様、しぶとくぐるぐると動くではないか。
死んだ?と思っても、息を吹き返し、テレビボードの後ろに回り、また、前方に現れる、というようなことを繰り返される。
ティッシュで掴んで、とどめをさせばいいのだけれど、怖くてそれが出来ない。
そうこうしている間に、カーペットにぐるぐると潜りだしたりするのだから、本当にやめてほしい。

どうせ死ぬなら、まだ掴みやすいフローリングの上でお願いします、お願いましす…!!

結局、ヤツにとどめをさすことがどうしても出来ず、仕事後のS氏(私の隣駅在住)に助けを求め、Gを処分する為だけに家に寄ってもらった。
とどめを刺してもらったあとも、
「まだいるかもしれないから、まだ帰らないで!」
と懇願し、S氏がいる間に、流しの掃除をした。
ここ数日、洗い物をためっぱなしだったのが、
ヤツの出現の近因だろう。


私は、体調を崩しても、1人暮らしが寂しいとか、辛いとか、思ったことはこれまでなかった。むしろ、気を使わなくて楽とすら思う。

けれど、今日ほど、自分が一人暮らしであることを呪った日はなかった。
トドメをさせなかったこともそうなのだけれど、あげた悲鳴が誰にも届かないというのがなんとも寂しかった。

ああ。
こういう時に人は、結婚したいと思うのだろうか。



応急処置。



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