過去記事①~⑨は、サイドバーのカテゴリー「パワハラ」から読めます!
上司と話し合いをし、私は退職することを選びました。
先輩の一人からは
「支店移動」
という案も出ましたが、Oさんや人事部長がいるような会社にいられる精神状況では当時もうありませんでした。
退職を決めた翌日は上司の話し合いの元、私は出勤しませんでした。
でも、いつも出勤する時間になると目が覚め、悔しくて涙が出て来ました。
そうこうしていると、午前中に上司から電話がかかって来ました。
人事部長とOさんが、私が来ないことと、同じ課の数名がそのことを昨日の時点で知っていたのに報告しなかったことにブチ切れている、という話でした。
私が行かないと収まらない、申し訳ないけれど車で迎えに行くから来てくれないか、と。
他の皆さんに御迷惑をかけるのも申し訳ないと思い、私は会社へ出向くことにしました。
でも、
Oさんとは顔を合わせたくない、そこは何とかしてほしい、
これだけは事前に話を通しておきました。
さて、人事部長と二者面談。
最終決戦です。
もう私も辞めると決めて腹をくくっていたこともあり、
・絶対辞める
・Oさんはおかしい
・Oさんみたいにはなりたくない
そのことを彼に訴えました。
彼と対峙するまでは感情が高ぶって泣いてしまうだろう、と思っていたのですが、彼は私の
「Oさんはおかしい。お土産を買いなおせとか特にわけがわからない」
といった訴えに対して、大爆笑しながら
「お土産のことは知らなかったなwでも、そんなふうに気を強くもってOさんのことを文句言えるなら佐藤は大丈夫だよw」
と言われたとき、なんでしょう…
(あ…この人には言葉が伝わらない。新入社員がここまで目を腫らしながら訴えているのにこんな態度しか取れないのか…)
そんなふうにとすっと心が冷めたというか、諦めの境地になったのは覚えています。
結果、私は会社を辞めました。
☆☆☆☆☆
編集後記的な
ようやく合計10記事も使い、退職決定するところまで辿り着きました!
ふう。頑張った!
敢えてここで後日談を。
私はこの数日後、退職手続きをする為に一度会社にお伺いすることになります。
その際、結果的にOさんと顔を合わせたのですが(本当は合わせないはずだったのに、遭遇してしまったのですが)、さすがOさん、私の名前をずっと別の名前で呼び続ける、という最後の最後まで嫌がらせをしてくる、というぶれない人でしたw
Oさん「あれー、斉藤さん久しぶり~」
私「え…私、佐藤ですけど」
Oさん「えー、斉藤さんでしょ~w」
私の本名が「佐藤」かは置いておいて、こんな感じですねw
ちなみに、そういう嫌がらせをする人の気持ちがわからないのと、そういう嫌がらせをする人が存在するということへの免疫がなかったのと私も精神不安定だったのとで、
「え?私、佐藤ですけど…?」
は普通に疑問に思って発した言葉です。
(ん?この人何言ってんの?大丈夫かな?)とw
反射的に私の名前をデフォルメする、とは考えづらいので、私と顔を合わせるチャンスがあれば言ってやろうと思っていたんだろうな。
今思えば、可哀想な人です。
その後、退職の御挨拶として、社員の皆さんにお菓子を配り、結果数名と順番に会話をしていたのですが。
それが人事部長とOさんは気に入らなかったようで、
「別の人に配らせるから帰れ」
と人事部長に言われてしまいました。
最後の最後まで嫌な奴を貫いてますね。
とは言っても、これも私、当時は嫌がらせってわかってなかったんですよね。
なんでしょう、22年間嫌なやつとまともに関わってこなかったのでしょうね、当時の私。
よく言えば、ピュア…。
悪く言えば、アホです。
そのフロアを追い出された後、社長室に挨拶へ行こうと総務課の上長がお声かけ下さり、一緒にエレベーターに乗ったのですが、そのとき彼がポツリ
「ごめんね」
と言って下さったのは覚えています。
それが後日繋がって、ああ、あれは嫌がらせだったのだなと気付いたのですが。
(次で最後の予定です!ここまでお付き合いありがとうございます!)
(つづく)
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