三十路女の酒と肴、時々男

36歳、独身、東京都民、一人暮らしの会社員(♀)。なんでもない日々の記録。


私の職務経歴書(経理をピックアップ)

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転職活動中のブログ読者さんから
経理経験があれば、短期間の引き継ぎor引き継ぎ無しでも対応出来るものなのか」
という質問を頂きました。
経理の端くれの私が偉そうに答えていいものか、とも思いましたが、希少な読者さんからの質問です。既読スルーはしたくない。
端くれとしての回答だからこそ、参考になることもあるかも、と前向きに捉えることにしました。

ただ、ダイレクトメールやらを利用して、一対一で読者さんとやりとりするよりも、折角ならばブログ記事という形で残して情報共有した方が、その読者さんと同種のお悩みを抱えていらっしゃる複数の方々のお役に立てたりも…するのかも…?と考えました。

その読者さんに御了承を頂けたので、ピンキリのキリの方の一経理として、ブログ内で回答致します。


企業規模にもよりますが、私一個人の意見としては、
・継続性
・正確性


経理に求めるならば、短期間の引き継ぎでは不十分だと思います。

ただ、会計士や税理士に専門的な業務は委託しているから、家族経営の会社で、家族以外の社員に経営に関わる数字は見られたくないから、などの理由で、
「難しいことはやらなくていいです。ここまでやってもらえばいいです」
という場合(私の2社目に該当)は、なんとかなっちゃうと思います。

難しい、簡単、のさじ加減は人それぞれですが、私の言う簡単は、専門的な事は特に考えず、来た証憑類の数字を、ただ、右から左に流して、打ち込んでいくような、思考があまり介在しない処理、といった感じでしょうか。

 

そういった処理ならば、経理は、1日、1ヶ月、1年のサイクルがはっきりした職種ではあるので、過去の仕訳や証憑類を見れば、「ある程度想像」して処理をすることは、経理経験があれば、なおさら可能かなと思います。


逆に、「ある程度以上」を求めるのに、引き継ぎがあまりない、というのであれば、入社後のストレスを想像すると…冷や汗、胃がキリキリものです。想像だけで、逃げたいです。

経理職としてスキルをあげることを視野に入れた転職なのであれば、教育のバックアップ体制がそれなりに出来ている会社への就職を、やはり私はおすすめしたいと思います。

 

 

以下、私の社会人人生振り返り、的なことを、自己満でだらだらと綴ります。
宜しければ、何かのご参考に。

 

 



私が、「経理っぽいことに携わった会社」は短期長期も含めると、今で4社目です。
経理っぽいこと」「短期長期含めると」というのがミソかもしれません。

 

大学3年生の時、ふと気づけば…本当にふと気づけば、周りの同学年が就職活動を始めていたのです。
(大学3年生って就活しないといけないんだ!?)
と知った私は、そりゃあ焦ったもんです。

慌ててオーダーしたリクルートスーツは就活ガイダンス当日に完成し、お店で試着して、そのまま会場へGO。

リクナビやらマイナビやらに登録し、さあ、就活スタート!(当時はパソコンにネットを繋いでなかったい、ガラケーだったから、就活不便だったなあ)

 


けれども、私の就職活動、一朝一夕にはいきませんでした。



内定が出ないと言うか、一次面接でぽこぽこ落ちてしまうのです。
今の経験値からすると、「そもそもそんなに応募をしていない」ので、気にせずガツガツ応募していくべきだったのですが、挫折らしい挫折を知らない学生だった私はすっかり落ち込みました。
自分を否定されているようで、ショックだし、周りに対して恥ずかしかった。

自分が社会に出て働く、という具体的な想像を全くと言っていいほどしないままに、与えられた教科書で勉強だけしてきたような人生を歩んできた受け身人間の私が、初めて、能動的に動くことを強いられたと言っても過言ではなかったのが就職活動だったのです。

 

自己分析とか、自己実現とか急に言われても、わけがわからない。
考えれば考えるほど、「自己」やら「実現」やら「目標」やらがゲシュタルト崩壊してゆく感じ。

 

自分が今現在どんな人間なのか、将来的に、どんな社会人になりたいのか、どんな人生を歩みたいのか、就活マニュアル通りに自分自身を掘り下げようにも・・・・自分を知るほどの経験をそれまでしてこなかったのです。

ただ、一つ、私の中の確実な思いは、
「親の手前、就職浪人は絶対避けなければならない」
ということ、ただそれだけでした。

 

どこでもいいから安定している雰囲気のところに入社したい。

 

 

面接に落ちて傷付きたくないし、そもそも受かるわけもないから、大手は受けない。

 

 

専攻は人的資源管理(経営学の一種)だし、人事辺りを目指してます、と面接では伝えよう。


こんなゆるゆるな思考フローで、就活をしていたある日、規模250人前後の会社から内定第一号を貰いました。

 

じゃあ、そこでいいや!これで解放される!!

 

と私は就職活動をストップしたのです。

 


ああ、書いてても、自分の人生に対してこだわりがなく、そして、やる気がなさすぎる・・・

 

新卒の会社


・業種:水道光熱費系のほにゃらら
・規模:数事業所全体で約250人
・配属:経理課(経理は6人くらい)
経理担当業務:ほぼなし

 

入社前に、配置希望部署を聞かれたので、「営業所ではなく、本社管理部門、あわよくば、人事」というようなことを伝えました。
が、簿記3級を持っていたからなのかなんなのか、私が配属されたのは、本社経理課でした。

 

 

けれど、そもそも経理課は人手が足りていました。

経理らしい仕事はほとんど与えられず、たまに鳴る顧客電話対応を日々消化。

 

少しでも携わった経理らしい仕事で薄ぼんやりと覚えているのは、「売掛金の消込」と、「管理会計っぽい何かの表を作成」の2つだけ。

どちらも言われるがままに
「こんな感じでいいのかなあ?」
と正解やゴールがわからぬまま処理をしていました。
この会社で仕訳を起票をしたことは恐らくない・・・・経理なのに。

まあ、私はその会社を、教育担当からのパワハラ的イジメが原因で半年しで辞めてしまったので、詳細はよくわかりません。

それについては、「パワハラ」で当ブログを検索して頂ければ、詳細記事が出てくるのでここでは割愛致します。


・ここで得た経理スキル⇒5段階中0
経理教育体制レベル⇒5段階中1
・学んだこと⇒「電話応対」、「世の中には私には理解できないレベルの意地悪な人がいる」ということ。

 

2社目


・業種:広告系
・規模:10人前後
・配属:総務やら営業事務やらも兼務するけれど、名刺の肩書は「経理担当」的なポジション。経理兼務は2.5人くらい
・担当業務:現金・未払金・買掛金・売掛金管理、請求書作成等


1社目を辞めた後、短期バイトをしていた会社から声をかけられたことをきっかけに入社しました。
声をかけられた大きな理由は、そこに提出していた履歴書兼エントリーシート的書類に、
「求職活動中」、「職歴:○○会社 経理課」という記載があったことだと思います。

「佐藤さん、求職中で、元経理課ってことだけど、今うちで経理を探しているんだよね。どう?」
みたいな感じで社長から誘われました。

 

好きで一社目で経理課勤務だったわけではない私は、2社目も経理で働こう、なんてことは声をかけられるまで全然考えていませんでした。

 

が、私はそこで働くことに決めたのです。

理由は、自分から能動的に就職活動するメンタルがなかったから。

 

応募した会社の面接で、1社目の退職理由を聞かれるのが私は怖くて怖くて仕方なかったのです。
パワハラで」と説明しても、「最近のコは打たれ弱い」と思われてしまうのではないか。

そもそも、パワハラされた自分に問題があったのではないか。

「新卒の会社は三年は頑張れ」とよく聞くけれど、半年しか耐えられなかった私は挫折した人間なのではないか。

そんなことを思うと、何かを言葉にしようとしても、感情が高ぶって声が震えて涙が出そうになってしまう。

そんな精神状態だった私は、履歴書の記入だけしてはいましまが、実際に課題的な就職活動をする勇気は当時持てなかったのです。

「元経理課と言っても経験は0みたいなもの」
ということは社長に伝えた上で、入社しました。

 

結果、私はその後、そこで6年半ほど働きました。

かなり多い電話応対や雑務と経理業務を兼務、という感じでした。
電話やメールに、半日は取られていたんじゃないかと思います。

 

そこは家族経営の小規模な会社ということもあり、財務諸表的なものやメインバンクの口座残高は私には見る権限がなく、社長夫妻と担当会計士さんが細かい処理を担っていました。

 

「現金が増えたから借方」くらいの知識があって、エクセルの数字入力さえできれば、日々の業務はなんとかなるくらいの仕事内容だったので、専門的知識は特段必要ありませんでした。

 

けれど、会計システムやソフトを使用しておらず、手書き伝票、エクセル入力メインで経理処理をしていたので、時間は無駄に日々かかりました(自動計算や過去の仕訳を検索出来ない)。
会社のあらゆる数字の閲覧防止のために、手書き処理だったのかなあ、と今は思ったりします。

そんなこんなで、雑務に追われて無駄に忙しい日々を過ごしました。

けれど、私は充実感で満たされていました。


1社目が担当業務がまともになく退屈だったことやパワハラで辞めた反動がかなりあったと思います。

2社目が忙しいことと自分が必要とされていることを同一視し、私は嬉しく、楽しかったのです。

定時なんて名ばかりだったし、有給も取れない会社だったのですが、
「オーバーワーク上等!有給消化なんて神話だ!有給とれるのなんて大手だけ!」
とすっかり私は洗脳されていました。

社畜だったわけです。

 

けれど、3〜4年ほど経ち、煩雑な仕事に追われるだけで、同じことの繰り返し、新しいことを吸収する機会が、時とともにどんどん減っていく日々に、社畜佐藤は焦燥感を覚え始めました。

 

また、経理内容が専門的なものでないという自覚から、知人に自分の仕事を説明するときは、
「なんちゃって経理です」
と、自嘲気味に伝えてもいました。

 

この会社で社会人としてのスキルアップはもう飽和状態だと思うようになり、転職を意識し出しました。

 

(特定の会社に依存するのではなく、他社でも潰しがきくスキルを持ちたい)


と思ったことがトリガーの一つとなり、私はこの2社目を辞めたのです。


(あ、女は昇進しないんだな)


と感じる出来事があったことが、退職決意の大きなきっかけなのですが。

 


・2社目で得た経理スキル⇒5段階中2
経理教育体制レベル⇒5段階中3
・学んだこと⇒オーバーワークの中、仕事を消化するメンタル(良くも悪くも)

 

 

3社目

・業種:人材派遣系
・規模:50人前後(多分)
・配属:よくわからん部署から経理へ異動。経理フロアは10人弱いたような
・担当業務:請求書作成?

 

ずっとバックオフィス勤務だった私。
派遣登録に来た人にあれこれ会社のことを説明する、というような職種、素敵、かっこいい、と思い、3社目に転職したのですが、この会社の風土がとことん合わなかったのです。

 

 

教育に時間をかける、という体制はなく、

「はい、取り敢えずやってみて」

というスタイル。
谷底に落として這い上げって来なければ、辞めて、というスタイル。

会社全体が殺伐している。

喫煙率高い。そして、喫煙所でいつも皆、愚痴りすぎ(当時私も喫煙者でした)

今思えば、会社全体の美化レベルが低く、雑然としている、などなど。

 

あまりに合わず、3週間程で辞めました。

 

入社1週目、

(よし!爪痕残してやるぞ!)

と思っていた私は、カウンターを浴びた気分でした。

 

いや、これは会社全体ではなく、最初の配属部署が私に合わないだけかもと面談のときに、相談した結果、早々と経理に異動になったのですが(前職が経理だったから)、雰囲気はどこも同じでした。


殺伐。ピリピリ。休憩取れない。帰れない。

しまいには、

「元経理なんだから出来るでしょ、わかるでしょ」
と高圧的に言われることも多々。

 

(いや、会社が違えば、わからんがな)

という類の事が、非常に多かった。

 

請求書フォームもその内容も、売ってるものが違えば、いや、同じであっても会社によって違うのに、わからんわ、そんなこと…。


何故あんなに怒鳴られたのか…やはり、あの会社は名前も忘れたが嫌いだな、アホだな、と思います。

 

・ここで得た経理スキル⇒5段階中0
経理教育体制レベル⇒5段階中0
・学んだこと⇒憧れと得意なことは違うということ。合わないなら臆さずとっとと辞めるのが心身ともに吉ということ。

 


4社目(今現在)

・業種:御想像にお任せします
・規模:1万人以上
・配属:本社経理課(7人)。それとは別に全国の拠点に経理担当者がいる。
・担当業務:買掛金・未払金・固定資産管理、前払費用等各種科目振替、年次決算の一部等

 

3社目の後に、バイトをしたり、別の会社の総務課に1年間勤めてからの、今の会社、です。
総務で務めたところの詳細は、経理職をメインにしたこの記事では割愛。

 

総務で1年勤めた会社は、社内制度、給与面等、先行きが明るいとは思いにくく、転職することに決めました。

年配の方以外は、一年くらいで辞める人が多い離職率の高い会社だったなあ。

 

さて、当時、もうすぐ32歳になるタイミングだった私。
年齢的リスクを考えると、そろそろ転職は打ち止めにして、腰を据えて働き続けたいを考えました。
その結果、私が選んだ職種は「経理」でした。


即戦力になれるかどうかは置いておいて、転職活動において、「元経理」というカードは自分を高めに売り込む武器になると考えたのです。

 

私が数社で経理をする機会があったのは、単に、新卒の会社で経理に配属されたことがきっかけでした。

単にそうなのですが、数字を見ること自体は別に嫌いじゃなかったですし。

 

やってみたいこと(憧れ)ではなく、できること(経験)を優先して、自分を売り込もうと私は腹をくくったのです。

そして、今の会社に出会い、現在に至ります。
入社して5年目に入りました。

 


入社当初は暇すぎて愚痴った内容の記事も、このブログをさかのぼれば出てくるのですが、数社を経験してから、経理としてこの会社に入社したのは、タイミングとしてとても良かったと今は思っています。


今の会社は、経理処理がこれまでの会社と比べてかなり細かいですが、入社15年以上のベテラン社員の先輩方が複数名おり、処理に継続性、安定性があります。

離職率が高い会社の場合、都度都度、担当者の判断と処理が異なることで、継続性に欠けたり、不備があったりすると思うのですが、基本それがないのです。

処理が細かい分、頭を使うし、それなりの経理知識や経理経験が必要になってきますが、会社独自の会計システムを利用で、過去の仕訳を検索出来ますし、当然ながら、各種帳簿への転記や償却資産計算は自動なので、煩雑な処理は軽減されていますし。

何より、周囲の経験者に質問が出来る環境なのが、ありがたいです。

経理担当者が複数いることはとても心強いです。

今は自主退職するつもりは全くないです。


・ここで得た経理スキル⇒5段階中3.5(まだまだ途中段階、修行の身です)
経理教育体制レベル⇒5段階中4
・学びつつあること⇒経理としての矜持

 


取り敢えず、私の経理の職歴、こんな感じでしょうか。
長くなった・・・疲れました・・・・。

誤字脱字、文章構成が変なところは、読み流して下さい。


経理職と言っても、会社によって担当業務内容も、求められるスキルも違うよ、ということだけはなんとなく伝わったでしょうか。それなら良かったです。


就職、転職活動でお悩みの方。

(あー、こういう人もいるのね、私は違うけど、へー)

くらいの温度で、幾つもあるサンプルの内の一つとして捉えて頂ければ嬉しいです。

 

 

 

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